The Maestro
ブランコはおそらくバリに暮らす芸術家のなかで最もその名を知られる有名な存在だろう。壮大なる彼のアトリエは、チャンプアン川を見渡す山頂に位置する。バリ建築のなかにも彼の母国であるスペインの雰囲気が感じられるこの華麗な建物には、彼の長いキャリアの中で移りかわっていく興味深い作品のコレクションが展示されている。生前のブランコには、毎日世界中から多くの人々が訪れていた。自分自身を「華麗なるブランコ」と呼んでいた創造性豊かな才能をもつ芸術家からは、強烈なカリスマ性があふれ出ていた。

敷地内のご案内

美術館を訪れたら、本館周囲のほかのエリアも散策してみよう。ルネッサンス美術館では芸術に親しむための、さまざまな施設が用意されている。巨匠ブランコが作品製作に使ったアトリエ、マリオの作品が展示されているギャラリー、ギフトショップ、カフェなどのほか、神々や先祖たちの霊を奉った家族の寺院などがみられる。

 
ギャラリー
「美しいものは永遠の喜びである」ギャラリーの壁に記された言葉は、ブランコとその家族たちが芸術の美に囲まれてきたという証になっている。現在、ギャラリーはアントニオブランコの作り上げた小宇宙となり、巨匠ブランコの作品とマリオの作品が展示されている。

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アトリエ
生い茂る木々、膨大な絵画で埋め尽くされた壁、かすかに聞こえてくるベートーベンのシンフォニー曲、これが巨匠がかつて数々の傑作を創り上げたアトリエ内の雰囲気だ。時がとまったアトリエは、アントニオブランコが最後にときを過ごしたそのままの形で残されている。彼は逝ったが、思い出はそのまま残り続ける。現在アトリエは一般に公開され、巨匠の一人息子であるマリオの仕事場になっている。

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カフェ
美術館を見て回ったあとには、隣接するカフェでバリの雰囲気をじっくり楽しもう。メニューにはヨーロッパやアジアのスナック、バリの伝統的な食事も用意されている。

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屋外劇場
野外劇場はアントニオブランコの長女、チェンパカの素晴らしいパフォーマンスを賞賛して建てられたものだ。彼女はダンサー、女優、また同時にブランコのモデルとしても知られる。現在、劇場はバリのパフォーミングアートを活性化させるために改装されている。将来は、ブランコのルネッサンス美術館でバリ舞踊やドラマなどが鑑賞できるようになるだろう。
 
家族の寺院
寺院は天に住まう神々や先祖が地上で集う場所である。寺院は、この世の目に見えるものと目に見えないものをつなぐ場所だと、バリ人社会では考えられている。中庭は特別な行事を行うために数々の門で仕切られている。中庭内はさまざまな構造になっており、それぞれの場所が宗教行事を行うための独特の意味をもっている。

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ギフトショップ
ギフトショップは月曜から日曜の09.00amから05.00pmまでオープンしており、バラエティー豊かなアジアの小物類が置かれている。特にハンドメイドのティーポットや美術館のロゴ入りガラス製のプレートなどはお勧めで、すべてセラミック製だ。ほかにもギフトショップではシャツやシルクのスカーフなども人気がある。料金はドルとルピアになっており手ごろな価格設定になっている。

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